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【特集】海外食料需給レポート


農水省~国際的な穀物等の需給の見通し(2016/17年度)~

 




穀物全体の生産量は、前年度より増加。消費量を上回るものの、期末在庫率は低下する見込み。穀物全体の期末在庫率(24.2%)は前年度(24.3%)を下回る見込み。
(1)生産量:25.06億トン(前年度比+1.8%)
(2)消費量:24.95億トン(前年度比+2.1%)
(3)期末在庫率:24.2%(前年度差-0.1ポイント)

【品目別の需給見通し】
<小麦>
生産量は、ロシア、インド等で増加するものの、EU、米国等で減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。生産量は消費量を上回り、期末在庫率も上昇する見込み。
(1)生産量:727百万トン(前年度比-1.0%)
(2)消費量:713百万トン(前年度比+0.7%)
(3)期末在庫率:36.1%(前年度差+1.8ポイント)
・米国の生産量は、単収は上昇するものの、収穫面積が減少することから、前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・EUの生産量は、収穫面積は増加するものの、単収が低下することから、前年度を下回る。期末在庫率も上昇。
・ロシアの生産量は、収穫面積は減少するものの、冬小麦の作柄が良好で単収が上昇することから、前年度を上回る。期末在庫率も上昇。

<とうもろこし>
生産量は、中国、メキシコで減少するものの、米国、アルゼンチン、EU、ウクライナ等で増加することから、世界全体では前年度を上回る見込み。生産量は消費量を下回り、期末在庫率も低下する見込み。
(1)生産量:1,011百万トン(前年度比+4.4%)
(2)消費量:1,012百万トン(前年度比+4.4%)
(3)期末在庫率:20.5%(前年度差-1.0ポイント)
・米国の生産量は、単収は低下するものの、収穫面積が増加することから、前年度を上回る。期末在庫率も上昇。
・中国の生産量は、同国政府が2016年3月に発表した臨時買付備蓄制度の廃止を受け、2003/04年度以来初の減少見込み。期末在庫率も低下。
・アルゼンチンの生産量は、輸出税の撤廃やペソが変動相場制に移行したことによるペソ安により、前年度を大幅に上回る。期末在庫率も上昇。

<米>
生産量は、インド、インドネシア等で増加することから、世界全体では前年度を上回り史上最高の見込み。生産量は消費量を上回るものの、期末在庫量の伸びに対して消費量の伸びが大きいことから、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:481百万トン(前年度比+2.2%)
(2)消費量:481百万トン(前年度比+0.4%)
(3)期末在庫率:22.2%(前年度差-0.1ポイント)
・中国の生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回る。期末在庫率も上昇。
・インドの生産量は、モンスーン期の十分な降雨予測から、前年度を上回る。期末在庫率は低下。
・タイの生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回る。期末在庫率は低下。

<大豆>
生産量は、米国、カナダで減少するものの、インド、ブラジル、アルゼンチン等で増加することから、世界全体では史上最高となった前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量を下回り、期末在庫率も低下する見込み。
(1)生産量:324百万トン(前年度比+2.6%)
(2)消費量:328百万トン(前年度比+3.1%)
(3)期末在庫率:20.8%(前年度差-2.5ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積、単収ともに低下することから、前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・ブラジルの生産量は、収穫面積、単収ともに上昇することから、前年度を上回り史上最高。期末在庫率は低下。
・中国では、政府によるとうもろこしから大豆への転作奨励策により、生産量が増加するものの、消費量も増加することから、期末在庫率は低下。

詳しくは、「食料需給インフォメーション」

「海外食料需給レポート」でご覧ください。

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